住生活用品業界の動きを伝える月刊紙 LIVING-BIZ

月刊リビング・ビジネス

寝具店奮闘記

厳しい市場を乗り切る五つのポイント

吉永 篤氏
吉永 篤氏

 

山甚物産主宰の山甚飛躍会総会が4月に開催された際、会長を務める吉永篤氏(よしなが会長)は、自店の戦略について次のように語った。

 ネット通販の影響で厳しい時代を迎えています。当社も長年商売しており、それなりの顧客もあるのですが、昨年の西日本豪雨で、年末ぐらいから客足が遠のいているような気がします。

 そうした中で、当社がどのような動きをしているのか五つのポイントをご紹介します。

【その1】

 約20年前から温熱ふとんを販売してきましたが、時がたつと壊れます。そこで、10年をめどに「無料点検とクリーニング」というDMを送り、その後電話を掛けて、10人の来店があれば1件は買い替えにつながります。また、フレスコの「布団の丸洗い」の案内も出します。これもお客とつながる手段です。

【その2】

羽毛布団のリフォームが年々増えています。昨年は年間120枚ありました。ものは考えようで、羽毛布団が120枚売れたと思えばいいのかなと思います。

【その3】

 3年ぐらい前から、布団のレンタルも始めました。現在10組ほど商品を保有していますが、うまい具合にユーザーの使用期間が回転しています。1組4千円程度でレンタル業者から借りるのですが、毎年確実に増えています。

 学校関係や企業の長期リースも受けるようにしています。業務用の布団として大型雑貨店と対抗できる価格で、納品書や請求書を付けたり、配達して、カバーも掛ける。こういう細かいサービスは大型雑貨店にはできません。

【その4】

 実店舗でもホームページは開設すべきです。多少の経費は必要ですが、それによって、来店もありますし、問い合わせもあります。

【その5】

 市内の寝具店から聞いた話ですが、国や地方自治体にある融資や助成金の制度が、あまり活用されていないようです。当社はこれを積極的に活用しています。看板の付け替えで80万円かかったら、半年後に50万円が国から出たこともあります。商工会議所や商工会を通じての制度ですが、これらをうまく使うことも必要だと思います。

ホームページの効果も見逃せない
ホームページの効果も見逃せない

■㈲よしなが

住所=〒723-0052 広島県三原市宮浦3-6-26

電話=0848(62)0011

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