住生活用品業界の動きを伝える月刊紙 LIVING-BIZ

月刊リビング・ビジネス

寝具店奮闘記

テレビ番組で情報発信

 寝具店にとって商品を販売するうえで最も重要なのは品揃えや価格帯もさることながら、消費者に正しい寝具の知識を持ってもらうことだ。このところ、寝具店が地域のテレビ取材を受けて情報を発信するという機会が増えている。これは、店舗の宣伝になることはもちろん、裏を返せば消費者が睡眠に関心を寄せているということにもなる。

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 睡眠考房まつい(大阪市大正区)は12月22日、テレビ大阪の「かがくdeムチャミタス」に登場、「プロが伝授・極限の睡眠」というテーマで取材を受けた。同店のキャッチフレーズはブログのタイトルでもある“寝たら治る”というもので、その意味は眠り始めてから3時間が最も重要で、この間に1日の疲れが取れると語る。

 そのために松井重信社長は、最も大事な敷布団には吸湿・放湿・保温に優れたラクダの毛を中材に使った商品を推奨する。また、枕の高さ調節はバスタオルでも可能であり、ナイトウエアは袖口などに隙間のある薄手が好ましいとアドバイスした。

 1月4日、広島テレビの「happyカープイヤー新たな一歩・お供します」のロケが行われたのは明治23年創業の木村寝具店(広島市中区)。プロ野球、広島東洋カープの大瀬良大地選手がオーダー枕を作るという設定。

 同店5代目で、自らを「まくら職人」と言う木村純士社長が現在の睡眠状況などを聞きつつ、背中など7カ所を計測、問題がありそうなポイントを含めて快適な睡眠について話をする。

 13日に再放送があったようで、各地から問い合わせもあり、放送を見たきっかけで来店した人もあったという。

 ふとんの河村(福岡市南区)は、創業130年ということで昨年12月に福岡商工会議所から顕彰状が贈られた。そんな折、KBC九州朝日放送から取材の申し込みがあり、1月8日の「アサデス」と言う番組に登場、「目からウロコ」のコーナー同店4代目の安達牧子氏が掛け布団カバーの早い掛け方や毛布の使い方などを紹介した。

 毛布は掛け布団の上に掛けるのが正しいか、それとも下かという点について、基本的には毛布が吸湿性のある天然素材なら布団の下、合繊なら布団の上に掛けると快適だという。もちろん、それ以外に敷パッドの活用も考えられる。

 さすがにKBCの朝の看板番組とあって、放送終了後「テレビを見たよ」と言う電話やLINEがあったことは言うまでもない。

左から睡眠考房まつい ・ふとんの河村
左から睡眠考房まつい ・ふとんの河村

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